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2012年2月1日、
Florence & The Machineの初来日公演、赤坂ブリッツへライブを見に行ってきた。 先に感想を書くと、 「おしゃれであったかくていいライブ」であった。 ____ 今回はこのバンド、初来日公演にして今夜一夜限り、しかもソールドアウトの単独ライブ。 ある意味超貴重なライブではないかと思う。 チケットは即完ではなかったので「どうなる?」と思ったけど結局売り切れたみたいで。 昨年だったか来日公演が決まっていたものの中止になったが、今回は無事来日公演。 2ndアルバムもサウンドが重厚に、進化したアルバムだったし(特にShake It Outはまさにキラーチューン)、場所も赤坂BLITZ。 ここは個人的にはビートルズのリマスターを只聞くだけのイベントと、 このリマスターの際抽選で参加できるイベント(確かThe Parrotsが演奏)の際に行ったが、 会場のサイズもよく、きれいで音もよかったと記憶していたのでまさに今回以上諸々含めて好条件だったので行こうと思い行った。 e+の先行販売でチケットをとったのだけど、思ったとおりその時点ではすんなりとれたね笑。 日本では知名度はまだまだ。宣伝すれば、特に女性ファンがつくと思うんだけどなぁ。 今年から本格的にライブ、ツアーをはじめる前で、来日前は確かブラジル2公演やったのみ。 なので、「おそらく声の調子もいいだろう」と思ったが案の定今日はウェルチ嬢の声は絶好調だったように思う。 あと今回のライブは合唱なのか盛り上がるのかちゃんと聴くもんなのか、迷いつつのぞんだ。 どっちかというと「じっくり聞く」タイプのライブだった。 ____ 17時50分すぎ、赤坂ブリッツ到着。 赤坂駅よりすぐ、階段にて番号順に並ぶ。ロッカーは施設内にあるので、 入場後すぐに荷物入れて陣取れるようにドリンク代等お金など準備して中に入るまで待つ。 既にこの段階で思ったのが観客で 「外人が多い」 「女性(グループ)が多い」 こと。一夜限りとは言え、かなり外人が多かったように思う。 女性は多いと思ったけど予想以上だったな。 ちなみに予想通り外にグッズ売り場はなし。 日本で一夜のみだしね。ツアーシャツとかわざわざつくるほど予算はないのでは、と思ったらそうだった。少しさびしかったが。(ちなみに入場後もグッズはCD販売以外なかった。) 18時開場 で、整理番号順に呼ばれて入る。 ドリンク代別ということで500円とチケットを握り、入場。 入場後はロッカーへ直行(ロッカー数多し)、300円入れて、トイレ行って、さぁ場所取り。 整理番号300番中盤で、向かって左、前から3.5列目ぐらいにいけた。 SEで流れてたのはよくわかんないけどレゲエとかスカ?っぽい、いわゆる普通のロック&ポップスは流れてなかったように思う。 19時20分あたりに、遂に開演。 以下セットリストと感想等々。 ________ 2012年2月1日 Florence And The Machine LIVE 2012, at AKASAKA BLITZ Set List 1. No Light, No Light 2. What The Water Gave Me 3. Seven Devils 4. Shake It Out 5. Heartlines 6. You've Got The Love 7. Never Let Me Go 8. Between Two Lungs 9. Cosmic Love 10. Dog Days Are Over 11. Rabbit Heart encore 12. Only If For A Night 13. Spectrum このライブ、何がよかったって全曲よかったね。笑 この曲ではイマイチで、この曲では超盛り上がって・・・的な波が激しくなかった。 やっぱりDog Days Are OverとRabbit Heartは凄かったけど。 けっこう感動しっぱなしだったな。「聞かせる」ライブだったと思う。 バンドの全パートの音がクリアに聞こえて、流石ライブ数こなしただけあってすげぇまとまってた。 音圧は少なかったように思うけど。 ウェルチ嬢は実物は小柄で細くて、登場した瞬間「あれ誰かに似てる」と、僕の大学の友達に似ていることに気づいた。笑 それはさておき、ウェルチ嬢、今日はドレスに薄い着物?羽織?を着て歌っていた。 「日本には興味ある」「着物興味ある」的な発言を来日にあわせて言っていたので着ているかな?とうっすら思っていたら本当に着てくれてたね。嬉し。 彼女のボーカルは、youtubeで見る限り、やはり喉の調子で波があるように感じていたので今日はどうかと思ってた。幸い(UK)ツアー前で、喉の調子も良く、裏声も声の伸びも絶好調で、よく聞こえて、とてもよかった。 パフォーマンスもウェルチ嬢、あの手や腕を動かしながら本気で歌う姿、くるくる回る動きを今日もやってくれてたね。バンド演奏は前述の通り音圧は物足りなかったけど、ウェルチ嬢の声がいい具合に聞こえたので、わざとあの音量バランスに保ってたのか、とも思える。 彼女のヴォーカルが、楽器の一つとしてバンド演奏とマッチしてるような気もした。 ちなみにMCは、かなりこちらを意識してゆっくり丁寧に英語でしゃべってたね。ノエルと大違い。笑 ところでこのライブ、お客さんも特徴的だったな。 外人、女性が多いのは前述の通りで、外人多くても馬鹿騒ぎや大声出すでもなく、ちゃんと聞いてノッテたし。 スタンディングのときは暗転、アーティスト登場の時は普通やれみんな前にいく、おしていくもんだけど、今日はみんな微動だにしなかった。こんなの初めて。笑 最前にマフラーしてコート着た女の子がいて、「スタンディングでこの格好はまずくないか?」と思ってたけど全然大丈夫だったね、今回は。 そんな感じで、どちらかと言うとおとなしめな感じでしたが、ジャンプするとこはジャンプする、曲終わりとはじめの拍手喝采を思うと、みんな聞き入っていたのだと思う。 You Got The Loveとか僕も待ってました!と思ったけど、やっぱりノリノリで盛り上がるってゆうより聞き入ってしまったもんな。 加えて曲調、ウェルチ嬢のお辞儀やThank you Tokyo!などで、とてもやわらかい優しい雰囲気がライブ中はあった。みんなウェルチ嬢に見入ってたようにも今思える。 Dog Days Are OverとRabbit Heartは彼女が「私がジャンプしたら、みんなジャンプよ!」的なのもあり、大盛り上がり。このライブのハイライト、となるとやはりこの2曲だろうな。特に前者はあの(ドラムにあわせての)拍手ちゃんとみんなしてたし。 そんなわけで、おしゃれであたたかい雰囲気の、いいライブでした。 ちなみに、実は僕はこれがこのバンドのライブ初見ではありません。 前に載せたように(http://songbird04.exblog.jp/13550558/)、 実はロンドンのハイドパークで一度見ています。blurの前座。 このときは存在も知らなかったけど、あの声と演奏に耳がとまり、その後聴き始めた。 成長したな、貫禄ついたな、となんとなく思った。 しかし僕も意外、曲名はわからなくともイントロでなんの曲か、どんな曲か、全部わかった。 自分が思っていた以上に聞いてたようで、ビックリ。笑 最後に、「また来るよ!」みたいなことを言っていたので、 きっとサマーソニックかフジに来てくれるんだろうなぁ。
by songbird04
| 2012-02-02 01:54
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