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2013年7月27日、
新潟は苗場スキー場で開催されるフジロックフェスティバルに行ってきた。お目当ては「あの」ビョーク。 出演は金土日の三日間のうちの二日目土曜日。 僕にとっては初ビョークでどうしても一度見たくて、単独も外れたのでフジまで見に行った。 結論から言えば本当に見に行ってよかった。ライブは、格の違う、すごい、素晴らしいライブだった。 本記事はビョークのライブについて思った感想や覚えてる限りのことを書き、フジロックの全体の話などは別記事で書こうと思う。 あと単独来日控えてる方はネタバレがあるのでご注意を。 さて、ビョーク。 ステージはメインで野外のグリーンステージで、昼過ぎに土砂降りになって土の地面のところはぬかるみもある。でも空はうっすら雲や霧こそあるものの雨は降らず。 19時30分ぐらいにビョークの前のカールハイド(Karl Hyde、アンダーワールドのソロ)が終わり、 僕は既に最前アリーナエリアにいたので足早により前方中央へ移動。 結果前から5列目ぐらいだったろうか。 ステージ転換/セットの方は、ステージ後方にパイプオルガンらしきもの、色々カスタマイズされたドラムセット、パソコンやキーボードっぽいものなど普通のバンドではないような、いかにもビョークっぽい(或いはビョークではお馴染み?)のようなものが運ばれる。 そしてステージ上方にスクリーンが3つ、元々備え付けのステージ横の2つと合わせると計5コのスクリーンがある。 このスクリーンに「ビョークからのお願いです」、「演奏に集中して欲しい、ちゃんと見て欲しいからライブ中他の人にも妨げになる画像やビデオ撮影はやめてね」「ライブ写真とかはオフィシャルサイトに後日アップするよ」的なメッセージが出た。英語でも出た。ビョークはこのライブをしっかり見て欲しいんだなと思った。 SEは、というとJohn LennonにTHE BEATLESに、を除くと(ビートルズもcome togetherだったからビョークは特にジョンが好きなのか今ハマっているのだろうか?)後はときにキャッチーな民族音楽系が流れて、いかにもビョークっぽいなと思った。 あとはサウンドチェックで"Hidden Place"のイントロが何回か流れたので「"Hidden Place"やるのか!」とそんなネタバレにワクワクもしていた。 そんな感じで、予定開演時刻20時20分を楽しみに待っていたら、それよりも若干、2、3分早く開演。 セットリストは以下のとおり。 130727 Bjork Live at Fuji Rock Festival, Japan 2013年7月27日、ビョーク、フジロックフェスティバル 1. Solar Winds (contains parts of "Arc Descents", fades into "Cosmogony") 2. Cosmogony 3. Hunter 4. Thunderbolt 5. Moon 6. Crystalline 7. Hollow 8. Hidden Place 9. Heirloom 10. One Day 11. Jóga 12. Pagan Poetry 13. Army of Me 14. Mutual Core 15. Hyperballad (mixed with "Freak" by LFO) 16. Pluto 17. Náttúra Encore: 18. Óskasteinar 19. Declare Independence セットリストを改めて見ても、すごい。 新作『Biophilia』は勿論、旧作からも、しかもシングルもたくさん。贅沢なセットリストだなと思う。 今回ライブを見る前に海外のセットリストを見ていて、「あんまり昔の曲、特にシングルは聴けないかもなー」と思っていたので、想像以上にそれらが聴けて大満足。海外のファンも「いいねー」なんて言ってくれそうな気がする。 ライブはとにかく凄いライブだった。 格というか、次元が違うというか。 予定開演時刻より少し早めに暗転、開演。 初めにビョークを除く全員があらわれ、コーラス隊の"Solar Winds"のコーラス(合唱)で始まるとその曲のエンディングから"Cosmogony"のイントロ(CDでもコーラス隊の「ア~」のところ)になりそのまま次曲のそれへ突入、そしてビョーク登場!出で立ちはfacebookやtwitterでもこの終演後写真公開された"DNA"を意識した衣装。 それにあわせてか髪の色も今回のアルバムで印象的なオレンジではなく青色。 演奏が続き、そのまま引き込まれてじっくり聴き入るも、もう興奮は隠せず。 鳥肌も立ち、「ビョークって実在するんだなぁ」って感動しながら聴き浸っていた。 "Cosmogony"が終って、「アリガト!」とビョークから一言。 「次も新作アルバムからかな」と思っていたらまさかの"Hunter"。 個人的には大好きな曲の一つ。期待と演奏に圧倒されてこのとき涙が出た。ライブで初めて泣いた。 この曲の時は(特に曲終盤で)ライブでよくやる腕や手をフリフリするのを生で見れて、「あれだ!」と内心思った。 "Hunter"が終って、「アリガト!」とビョークから再び一言。MCはこのライブではほとんどなく、ビョークが基本しゃべるのは若干巻き舌気味「アリガト!」のみ。 その後"Thunderbolt"ではステージ上方から電気発電装置?みたいなものが降りてきて、音とリンクしながら電気が発生、その電気発生と同じ時スクリーンにも電気発生の画面(いなずまのようなもの)が映し出された。 発電装置はこの後"Army of me""Pluto"など激しめの曲のとき度々登場する。 続いて"Moon"では満月、"Crystalline"は結晶のようなものなどがスクリーンに映し出された。 "Crystalline"はコーラス陣が特に活躍していたと思う。youtubeにあるのと同じく曲調に合わせてジャンプして90度曲がったり曲終盤に二グループに別れて歌ったり。 "Hollow"のときだったろうか?曲前に「DNA」とビョークが喋った。なんのことかと思ったけど衣装のことだったね。"Hidden Place""Heirloom"と続き("Hidden Place"でも涙)、"One Day"!! まさか1stからアルバム曲をやってくれると思ってなかったのでもう感動。 この曲はドラムがでかい銀色のハマグリみたいな楽器2つを太鼓みたいにたたいて伴奏をし、後はビョークの歌のみのアコースティック調。他のみんな(コーラス隊など)はスポットライトが当たってないだけでステージ上にはいた。 "One Day"の間奏部分でビョークは口笛を吹いてた。ビョークのアコースティック調は聴けるとも思ってなかったので個人的にはハイライトの一つ。 続いて"Jóga"(スクリーンにPV)、"Pagan Poetry"(これも聴けると思ってなかった!)、"Army of Me"とシングルラッシュ!あのイントロに、さっきの電気発電機も降りてくるわ、で気持ちも更に高まる。 ただ"Army of Me"の最後の方の"I'm laughing"の連呼のときはビョークも年齢のせいなのか歌いやすくアレンジしてたね。 "Mutual Core"、そして"Hyperballad"! キター!!!!! フジという場所もあって野外で"All is full of love"か"Hyperballad"は聴きたかったので半端なく嬉しい。 曲前にビョークは「歌ってね!」って言ったり、サビでは耳に手をあてて「聞こえないよ~、もっと大きい声で歌って!」のような素振りをしてたけど、歌えないわ。笑 歌うのも難しいし、何よりビョークの声を聴きたくなった。このときビョークは青い髪のカツラ(ウィッグ?)を外す。 "Hyperballad"は二番サビからRemix音楽が入ってきて"Pluto"になる、前回のVoltaツアー時と同じ構成で、会場はダンスフロアに一変。今まで"Army of me""Crystalline"終盤、"Mutual Core"など躍る、ノリノリのところはあったけど、ここで観客もワイワイムードが爆発したように思った。 そして"Náttúra"で終わる。 拍手鳴り止まず。 コーラス隊が登場。"Óskasteinar"を合唱し、 ビョーク登場。「歌おう!カラオケ!」的なことを言い"Declare Independence"へ。 ここでも観客は大盛り上り。 「ハヤ!ハヤ!」のコール&レスポンス?でビョークもこちらにマイクを向けたり、コーラス隊がステージ前方に出てきて踊ったり、火がボッ!っと出てきたり、演出もノリも観客とひとつになったような、最高に盛り上がって終了。終わると汗かいてた。笑 全体を通して、ビョークは"Hunter"に限らず腕や手をフリフリしていたり、曲や伴奏に合わせてちょこちょこ動いたり、今までライブの動画で見れたあの動きは健在。 そしてあの声。本当に実際CDと同じようにあれを歌いこなし、そして上手いとかそういうものを超越していた。 コーラス隊も激しめの曲のときは"Declare Independence"以外にもステージ前方に出てきて踊ったりと、歌も踊り含むノリも、ビョークと合っていてわざわざ日本に連れてきたのがわかった。 後で聞くところによると、観客で盛り上がっていたのは最前、僕のいたアリーナらへんだけとも聞いた。 会場中盤あたりからの観客はじっくり聴く、聴き入る雰囲気だっとのこと。 スクリーンには、書いてきたように月とかDNAとかそういうのばかりでテレビ放映用撮影映像というか、歌っているところとかは全然出なかったから、ステージから離れた会場後ろの方は何が起こってるのかとか会場前方の方と温度差が余計に生じやすい?とか思った。実際はどうだったんだろう。 でもそれを思っても今回のライブ、ステージからスクリーン映像まで何をするか観客にどう見せるかどう感じてもらうかすごくこだわってつくりあげている、これがやりたかったんだなと思った。 開演前に「ショーに集中してほしい」と注意書きが出たように、これが見せたかったんだなと。 単独公演でわずか800人の小さい会場にしたのはそういう意味合いがきっと大きいのだろう。 個人的なハイライトは "Hunter" "Crystalline" "One Day" "Hyperballad" ~ "Pluto" "Declare Independence" あたりかなー。特に"One Day"。前述のとおり1stからだしアコースティック調だったから。 最後に、まさか最後火が出るとは思わなかったけど笑、今回のライブでは、 エデュケーション(ワークショップ)、音楽、自然、人・生物、天体、ダンス、クラブ、エンタテインメントなど非常に複合的なものも感じた。 初めてビョーク見たけど本当にすごかった。すごいという言葉でも足りないけど、フジまで見に行って、見ることができて本当によかったと思う。唯一無比の存在だと思った。 単独公演が22000円という値段で納得というのは前記事(ビョーク来日→http://songbird04.exblog.jp/20284810/)でも書いたけど、 22000円でも安いんじゃないかとさえ思ってしまった。笑 これから単独行く方、ぜひ楽しんできてください。 "One Day"はこんな感じでした↓
by songbird04
| 2013-07-29 08:52
| Björk
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