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周防監督の「舞妓はレディ」を見た。
すごくいい映画だった。 以下ネタばれあり。 「舞妓はレディ」は周防監督の最新映画。 周防正行監督と言えば、「Shall We ダンス?」「それでも僕はやってない」の映画が有名で、 ダンスものも「ファンシィ・ダンス」「Shall We ダンス?」「ダンシング・チャップリン」と多く、 奥さんもバレェダンサーだった草刈民代。 その周防監督の最新作ということで気になってた。周防監督作品は好きで個人的にはけっこう見ている。 で、見た感想は「面白かった」。 タイトルを見たときに僕もニヤッとしたものだけど、 そう、「舞妓はレディ」はジョージバーナードショウ原作、オードリーヘップバーン主演の作品、あの有名な「My Fair Lady(マイ・フェア・レディ)」に合わせたもの。 そのためストーリーは同じくある女性のシンデレラストーリーで、言語学者の方言矯正など通ずるものが多い。 つまり作品自体は「My Fair Lady(マイ・フェア・レディ)」の現代日本バージョンとも言えそう。 ここでこの作品の評価が分かれると思うが、個人的には「ダンシング・チャップリン」のときと同じく、 「古典を後世につなげる」「古典を見直す」という意味でも今回の作品の出来でもとてもいい映画にできていると思った。 映画自体の中身はミュージカル映画で、俳優陣は周防作品に登場してきた大物俳優陣がずらり。 音楽はすごく素晴らしく、和を感じさせる楽曲になっているため、「京都」「舞妓」という舞台とあわせて「THE 日本」的な感は損なわれない。むしろ、その「THE 日本」(=静)と欧米的ミュージカル要素(=動)を合わせたなんとも言い難いマッチ感が僕にはとても新鮮だった。加えて、映画は日本建築の美しさだけじゃなく配色もきれいで、余計飽きずに見れた。 小ネタも多く笑えるところも多かったしね。 俳優陣は今まで周防作品に出てきた人が大半だけど、主演の女の子の、上白石萌音はすごくよかった。 全然知らない俳優だったけど(wikipediaにも作品歴がほとんどない)、歌も演技も素晴らしかった。 SKEの松井などAKBグループが出てたけど、まわりがしっかりしているため余計演技のひどさが目立った。 AKBグループの演技はあまり見たことがないけど、「俺はまだ本気だしてないだけ」の指原、連続ドラマおやじの背中の秋元はそこまで目立たなかったけど今回のはひどかった。 (おやじの背中最終回に出た秋元才加はよかった。やはり舞台などの経験を積んだことがよかったのだろうと思った) トレーラーではけっこうキラキラしたはなやかな映画っぽいけど、 映画全体は、歌の場面を除けばけっこう地味な素朴な映画で、そこが個人的にはよかった。 この映画は前述したとおり「My Fair Lady(マイ・フェア・レディ)」に通じる+「THE 日本」というわけで、 外人には間違いなくウケるだろうと思う。黒沢明も「蜘蛛の巣城」か何かはシェイクスピア作品だよね?確か。 それと同じではないだろうか。 日本人としては、「京都」「舞妓」という純日本らしさがでているので、そういう意味で日本人にウケるだろうと思う。これ見たら京都に行きたくなる笑 ちなみに「My Fair Lady」+「舞妓、京都」というと安易でパクリじゃないかという人もいると思う。 個人的にはこの何かと何かを結びつける発想力こそが重要で、藤子Fもドラえもんについて「科学+猫+ロボット+ダメな少年」のまわりにあるものの組み合わせと言っているし、オアシスのノエルギャラガーも「いい曲が20曲あれば1曲できる」とヒット曲を量産し(イエモンの吉井和哉も同じスタンスらしい)、部品をつなげる発想力は重要だと思う。 僕は今回のこの意外な組み合わせはすごいなぁと思った。 というわけで、 有名外国作品がベース 「京都」「舞妓」などTHE 日本 ミュージカル に興味ある人は惹きつけやすい映画なのかなと思った。 個人的には映画館で見てよかったと思える映画だし、サントラも借りて聞きたいと思う笑 最後に、この映画の主題歌「舞妓はレディ」、 サビだけでもいい感じだけど、そのサビの後の一回下がりつつまた盛り上がって声がのびるところがとても好きだなー。 ↓主題歌「舞妓はレディ」のサビ~サビのあとの部分の聞けるリンク 舞妓はレディ
by songbird04
| 2014-10-01 18:27
| 映画(邦画)
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